あらゆる小さな靴のレプリカの中で、Raineが手がける「JUST
THE RIGHT SHOE」ほど、魅了されるものはありません。
1998年のデビューコレクションに始まって、その後、靴だけでなくハンドバック、帽子にいたるラインも発表。これらはいくつもの産業賞を受賞しました。
Raineが創造するミニチュアシューズ。熱狂的なコレクターがつくほどの人気は、類まれな芸術的表現力とひとつの靴を通してその時代のロマンまで感じられる想像力を持つからにほかなりません。
彼女のコレクションの中でももっとも特徴的である歴史を彩った靴たちは、その時代のファションを知るだけでなく歴史を学ぶことが出来ます。見た目の愛らしさと、その背景にあるイマジネーションの世界、その融合がRaineのコレクションを完璧なものにしているのです。
彼女のアーティストとしての力は、これまでの作品からも十分見受けられます。
最初に巨大ブロンズ彫刻を手がけていたRaine。
その作品はギャラリーばかりかバティカンの図書館やワシントンDCの街、
東京ではホテルイースト21やウエスティンホテルの中に飾られています。
多才なアーティストとしてのベースがあって生み出されるミニチュア制作だからこそ
確かな本物の輝きが人々の目を捉えて離さないのです。
PROFILE
南ジャージー州に生まれる。2歳のときすでにアーティストになるという将来の夢を持ったレインは
家族の理解の下アートの個人レッスンを受ける。
その後フィラデルフィアの美術大学に入学しイラストレーションの学位を取得。
卒業後彫刻を手がけるうちにファッションと芸術への興味が小さな靴のコレクションにつながり、
WILLITTS社とともに1998年「JUST THE RIGHT SHOE」を発表。
その衝撃的ともいえる想像力で、素晴らしいミニチュアコレクションは爆発的ヒットとなり、数々の賞を受賞。
アメリカはもちろん、ヨーロッパとくにイギリスではコレクターたちの支持が高い。
一部の作品の収益金は乳癌の研究のための基金に寄付されている。